2009年10月11日日曜日

最近読んだ本~②

Fake 五十嵐貴久 (幻冬舎文庫)

これは、最後まで何が起こるんだって感じのどきどきが続き本でした。

結構、面白かった。

時間はかかったけど・・・・

1冊の本を読むのに、1週間近くかかったって・・・・

まぁ極力読めない日が続いたのもあるけど・・・
















「ある日、興信所を勤める宮元の元に、永井(後の沢田)が訪れる。
長居の要求は、西村昌司を芸大に合格させてほしいとのこと。
昌司は、とんでもない落ちこぼれだが、芸術に関しては天才とも
言うべき素質を持っている(とのこと)。その昌司を合格させようと
センター試験をカンニングするところから、話は急展開を迎える。

万全を整え、最先端技術を駆使したカンニングが、なぜか、警察
にばれてしまったのである。
昌司も警察に捕まり、宮元もそれを手伝っていた東大生の可奈も
つかまってしまう。

そして、月日は流れ、ひょんなことから宮元が永井と出会う。
本当の名は、沢田。沢田は家事のバーのオーナーをしていた。

不審に思った宮元は、沢田について、調査を始める。
そこで、昌司を芸大に合格させたいとの依頼もカンニングがばれたことも
すべて沢田の取り計らいであることがわかった。沢田が昌司の父、
西村(市議会議員)を辞職させるために取り計らった計画だったのだ。

それを知った、宮元は西村に、そのことを話し、沢田にギャンブルで復讐
をすることを提案する。復讐の手口は、カンニングのときと同じく、
ポーカーで相手の手口を読み、買っていくという方法。

そこでも、宮元は準備万端に用意をすすめ、沢田とのギャンブル対決に踏み切る。
しかし、結局沢田には、負けてしまう。

10億もの大金も沢田に採られてしまった。
というのも、沢田自身も宮元がカンニングをすること(実際に勝負をしたのは西村)を
しっており、ディーラーと手を組み、沢田が勝つようにトリックを使っていたのだ。

宮本たちはすべてを失った。

そう思われたが・・・・

ここでとんでもないFake が起こっていたのだ。


すべて終わったと思い、可奈からの電話で車に乗った宮元は、
自分自身、可奈をはじめ、西村、昌司にだまされていたことを知る。

10億は自分たちの手に入り、沢田の10億も手元に入ったのだ。

西村らは、宮元には内緒でさらに沢田らをFakeにかける作戦を
練っていたのだ。それが成功した。

まんまと10億を騙し取ったが・・・・」

続きが気になる・・・・

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